特別勉強会に大貫崇さんをお招きしました!

昨年に引き続き今年もスポーツ医科学センター特別勉強会を開催しました!
今回のテーマは、「呼吸」です。 昨年の上松大輔先生につづいての、業界のトップランナーのお一人であるBOC-ATCの大貫崇先生に「きほんの呼吸とコンディショニングの秘訣」というテーマでご講演いただきました。

呼吸の3つのエレメントである「生化学的要素」「身体運動的要素」「精神的要素」を90分という短い時間で分かりやすく解説していただきました。色々なコンディショニングやトレーニング、リハビリテーションがある中で、共通しているのは、「呼吸」です。アスリートだけでなくすべてに人に大切な呼吸ですが、我々運動指導者や医療従事者自身も驚くほど呼吸ができておらず、参加したスポーツ医科学センターのトレーナー、クリニックや総合病院など各事業所のセラピストなど総勢約20名、講義に実技にと大盛り上がりの90分となりました。

呼吸の解剖学的、技術的な面だけでなく、大貫さんが提唱されている「ニュートラリティ」という捉え方もとてもすばらしく、呼吸は吸ってもいいし、吐いてもいい。腹式呼吸でも胸式呼吸でもどっちがいい悪いでなく、きほんの呼吸があったうえで、重要なのはどっちにもいけること。これは、呼吸を使ったコンディショニングに限らず、様々な物事の捉え方にもつながりますね。

今回の学びを、参加したスタッフ一同日々の運動指導や診療に活かしていきたいと思います!医科学センターも、頑張ってもいいし、ゆる~く楽しんでもいい、来館される皆さんにとってのニュートラリティな場でありたいと思います。

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