Interview 2年目

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2年目
小西 美佳(コニシ ミカ)
理学療法士
名古屋大学卒業
2年目
造田 允人(ゾウダ マサト)
理学療法士
弘前大学卒業

昨年新入職として働き始めた頃にインタビューをしましたお二人に、一年が経過して、新人とは違う立場になった今、自分なりに感じている変化や成長などを中心に2年目インタビューとして改めて伺いました。

前回インタビューをした時と今回とで色々と変わったと思いますが、いかがですか?

interview2_2.jpg 造田さん
時間の余裕がだいぶ持てるようになってきました。
診療も今は1日10〜15人くらいの患者さまを担当することができるようになりました。
新人の頃と違うのは、自分から積極的に話を聞きにいくことを意識していることです。新人の時はSVからきてもらえましたが、今は違うのでそこは意識しています。

小西さん
物事の優先順位などがつけられるようになってきていて、効率的に仕事を進められるようになってきました。
また、新人の頃と違って、自分で考えて診療に当たったり、先輩や新人と話をすることができるようになってきました。

2年目になって、受けられる教育については変化がありましたか?

interview2_3.jpg造田さん
先輩からの指導については、私が所属するチームは構成がピラミッドになっているので、新人の頃と比べて指導が減っていることはありません。

小西さん
指導については、自分から先輩に相談してアドバイスを受けています。今は私自身の意見も持てるようになってきて、それを先輩に聞いてもらい実際に診療の中で活かしてもらうなど、診療に対する立ち位置も変化してきていると感じています。

後輩ができたことによって働き方、役割、意識などは変わりましたか?

interview2_19.jpg造田さん
新入職には、物品管理やカンファレンスの準備など、診療以外のことに関しての補助やアドバイスをするようにしています。

小西さん
診療に関しては、「分からないことが分からない」状態だと思うので、新人が自分のことをきちんと処理できるように、何でもいいので自分に質問をしてもらえるように伝えています。また、誰に何を聞けば良いのか?どうやって聞けば良いのか?などの疑問を持つことが私自身よくあったので、上の人と下の人の中継役として、自分がいられると良いなと思っています。

一年経って鴨川ライフ、どうですか?オフの使い方含めて教えて下さい。

interview2_8.jpg小西さん
私はまだ東京に行っています 笑 夏は海がありますから、これからのシーズンは鴨充します 笑!
その他の変化は、同期もそうですが、他職種の方と食事をする機会が増えてきました。看護師さんや医療ソーシャルワーカーさんなどとプライベートで関わることも増えてきましたね。

造田さん
私も知っている人が病棟にいてくれるとやはり仕事もやりやすいですね。
私も休日は東京や木更津に買い物等遊びに行くことが多いです 笑 最近は、亀田の部活動である野球部やフットサル、バレー部に参加して身体を動かしたりしていますが、知り合いが増えることで仕事のやりやすさが増えていると思います。

亀田で働いていく中で、外国からの留学生との関わりなどもあると思いますがどうですか?

interview2_5.jpg造田さん
私は今年の韓国留学生の見学の際に、自分の診療についてもらう予定になっています。良い機会だと思っていますが、緊張しています 笑

小西さん
去年は部内の親睦会の際に韓国の学生さんと仲良くなって、その後に同期の子達と一緒にご飯に行ったりしました。 韓国には...まだ行ってないですね 笑
韓国の学生と関わって印象に残ったのは、多くの国の文化や考え方に触れること、多様な視点を持つことの重要性です。交流した韓国学生の方は、もともとは韓国とは別の国出身で、学生時代から韓国に来たという方でした。母国語、韓国語、英語、日本語と多様な言語を使いこなし、様々な文化や学問に触れてきたというマルチな方でした。"韓国だからこうしなきゃいけない"という考えは持っておらず、寧ろ多くの文化や考え方を吸収したいという姿勢をお持ちで、素晴らしいなと感じました。私達日本人は割と内向的と言いますか、集団の中で考えが統一され"決まり通りにやらないといけない"という意識が強いと思います。今回の交流を通して、韓国学生の方の姿勢を見習い、日本にとどまらず海外にも目を向けて、もっと多面的な視点や考え方が出来るようになりたいと感じました。

リハ内のスタッフ交流のイベントはどうですか?

interview2_10.jpg造田さん
できるだけ参加するようにしています。次の日に仕事があるスタッフも多いですので、節度を持ってお酒やその場を楽しんでいますよ 笑

小西さん
先輩から話を聞ける機会でもありますので、基本的には参加するようにしています。飲み会は、社会人だなーって思います 笑 学生の頃とは違ってしっかりしていると感じます 笑

診療場面で思い出のエピソード、理学療法士をしていて良かったなーと思ったエピソード

interview2_11.jpg造田さん
コミュニケーションに難がある患者さまと上手く意思疎通ができなかったことがあって、ご家族とお話をして、自動車が好きだと言う話を聞いて、それをきっかけに上手くコミュニケーションや診療が進んだことがあって、それは記憶に残っています。色々な工夫と言うか、診療技術や知識以外の部分が診療を行う際に大事なんだと改めて気づかされました。

小西さん
手術適応ではなく、保存療法の患者さまに関わった時に、中々良くすることができずに少し時間がかかりながらリハをしている中で、その患者さんがどうしても自宅に帰りたい希望が強くて、それを叶えるためにご家族の見学や環境調整をしながら何とか自宅に退院することができたことは、記憶に残っています。理学療法士としてできることの幅というか、色々な関わり方を学んでいます。

1年間亀田で働いてみて、いわゆる働きやすさはどうですか?

interview2_9.jpg小西さん
女性の立場として見ると、妊婦さんが休みを取りやすいとか、配慮されているとか、働きやすい環境だなと見ていて感じます。

造田さん
私は休みが比較的自分の都合で取りやすいこと、社宅とか施設とか、福利厚生が充実していること、あとは先ほども述べましたが、働いている人も多いので、クラブ活動が多くて、知り合いが増えることも楽しいですね。

1年間亀田で働いてみて、アピールするとしたらどんな事ですか?

interview2_15.jpg造田さん
全職員が使っているMicrosoft Office365のシステムがありますが、この中に、過去の勉強会資料がしっかりと共有されていて、いつでもそこにアクセスで出来るというのは良いなと思います。これだけ規模の大きな病院なので、積み重ねられてきたデータも凄く多いので、何か調べたり、勉強したり出来きる環境が提供されているところですかね。

小西さん
色々な面から見ることができて、そして色々な知識が得られると思います。先ほども述べましたが、二年目になって自分の考えを持てるようになってきて感じるのは、先輩が二年目の私の意見をしっかり聞いてくれて、それを汲み取って色々なことを共に考えてくれること、そしてそれを臨床にも取り入れてくれるところです。そして優しい先輩が多いなと感じます。

今後について

interview2_17.jpg造田さん
体力をつけていきたいと思います。負荷がかかる坂道ばかりを走っています 笑 箱根目指して頑張ります 笑

小西さん
どんな分野でも良いので、しっかりとローテーションをしながら色々なことを学んでいきたいと思います。

2018/8/20