亀田総合病院

リハビリテーション 見学学生へのQ&A

見学される学生からの問い合わせの多い内容についてご説明いたします。

亀田メディカルセンターについて

亀田メディカルセンターはどんな特徴の病院群ですか?

亀田メディカルセンターは、総合病院、回復期病院、クリニック、疾病予防運動施設、さらに関連グループに老人保健施設や特別養護老人施設を有し、保健・医療・介護サービスを統合した医療グループです。
主な特徴は、JCI(Joint Commission International)、ISO9001など、医療における世界基準の認証を日本でいち早く取得するなど、常に外部の視点を取り入れ、提供する医療サービスの品質の向上に努めているところが特徴です。

病院のモットーは何ですか?

「Always say Yes!」です。この意味は、「いつもYES!と言おう!」ではありません。
「できない理由を挙げるのではなく、何ができるのかを考えよう!」という意味です。
このモットーは、私たちリハビリテーションに携わるものとしても相通じる考えと思いませんか?

病院のモットーに沿ったリハビリテーション部門の取り組みは何ですか?

リハビリテーション部門では、診療におけるガイドラインの導入、診療プロセスの標準化を通して、世界標準の質の高さとは何か?を常に意識した取り組みを心がけています。
亀田での経験は、「世界標準に向けた診療プロセスとはどのようなものか?」、「それに必要な取り組みとして何をしなければならないのか?」を実体験できる日本でも数少ない医療施設の一つと言えます。

就職後の教育に関する内容

教育の体制はどのような形ですか?

大変大きな質問ですので、いくつかに分けて説明致します。
1.全体構造は以下のように体系化しています
 ① 職種と職能を文書で定義しています。
 ② それぞれの段階で履修するべき最低基準を明示し、履修状況を確認致します。
 ③ ②は内容によって上位者や委員会により確認されます。
2.診療は上位者との共同作業です
 上位者、チームリーダー、チーム指導者、管理者、がいます。診療は上位者やチームリーダーにより指導され、その質を担保されます。
3.業務のモニタリング
 インシデント、診療患者の識別、感染予防、カルテ記録などはモニタリングやレビューを行い、当事者や職員全体で共有されます。
4.リハビリテーション事業部における教育システムには、基礎的教育と専門的教育があります

基本的教育とはどのような内容ですか?

基礎的教育は、ローテーション教育を基本として急性期から生活期、各種疾患群のリハビリテーションなど幅広い経験を通してセラピストとしての視野を拡大し、これからのリハビリテーションを進めるうえで自分の専門以外も含めた広い視野でその課題に向き合えることを目的としています。
このローテーション教育は、複合施設を有する亀田メディカルセンターならではの教育システムの特徴の一つといえます。各ローテーション先では、スキルチェック以外に勉強会、文献抄読、症例発表会などが計画されております。勉強会によっては、オンラインでも実施しておりますので、自宅などでの参加も可能となります。(当然これらは強制ではありません)

専門的教育とはどのような内容ですか?

専門的教育は、エキスパート又はスペシャリスト育成に向けた教育です。他者からの受動的な指導というより、能動的に自らその専門性に向けた「学び」を支援することが目的です。例としては、部内でも勉強会での発表、学生や後輩指導、学会等での研究発表などです。定期的な研究発表会や院外での発表に際しての手順や作法についての指導を行います。

院内で勉強会はありますか?

多岐にわたる勉強会があります。院内には「継続学習センター」があり、リハビリテーションの同職種内以外に、各科の講演会・勉強会やコメディカル、看護の勉強会、緩和ケアや褥瘡予防、栄養サポート、リエゾン、など自己啓発や職場の質向上に関しての必須研修など多岐多種に渡り研修計画を企画しています。中国語や英会話、統計学などの基礎教養講座への参加もできます。

学会発表への金銭支援はありますか?

国内および国外ともに限度額はありますが、参加費、交通費、宿泊費など全額または一部負担といった資金援助があります。

研修への金銭支援はありますか?

病院としての計画で行く場合は、限度額に応じて金銭支援があります。一方、計画以外での参加希望の場合、所属長との相談となります。

大学院には行けますか?

一定の業務が自立して遂行できるなどの条件での許可にはなりますが、これまでも多くの先輩が大学院で修士や博士を取得し、活躍しています。

研究や発表は1年目でもできますか?

できます。入職後1-2年時に症例報告などの発表は義務付けしています。

研究に対する支援はありますか?

リハビリテーション研究会など発表会の場やそれを支援する指導者等の体制も整っています。研究費など計画書を提出することで一定の補助受けられます。院内には臨床研究審査委員会など倫理審査を行っています。また、亀田医療大学との連携により科研費などの申請も可能となります。

診療できる領域

どのような疾患を経験できますか?

表をご覧ください。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士として経験すべき、あらゆる病期と診療領域・対象が経験できます。

【経験できる診療領域】
1.急性期
中心となる事業所は亀田総合病院と安房地域医療センター。
取得済みの施設基準は、心大血管リハビリテーション、呼吸器リハビリテーション、運動器リハビリテーション、脳血管リハビリテーション、がん患者リハビリテーション、摂食機能療法、ADL維持向上等体制加算
 ① 心大血管リハビリテーション:心不全、心筋梗塞、心臓血管外科各種術後
 ② 呼吸器リハビリテーション:COPD、外科手術後の呼吸器離脱、
 ③ 運動器リハビリテーション:各種整形外科術後、外傷、スポーツ整形術後、脊椎術後、各種ロコモ、フレイル、急性期精神科疾患など。
 ④ 脳血管リハビリテーション:脳外科術後、脳血管障害、神経難病、膠原病
 ⑤ がん患者リハビリテーション:各種がんに対する化学療法や放射線治療と並行、終末期への対応
 ⑥ 摂食機能療法:嚥下障害が確認される全症例
 ⑦ ADL維持向上等体制加算:2病棟のリハビリテーション依頼されていない入院患者のスクリーニングと入院中、退院後生活の指導

2.回復期
脳血管障害等50%、下肢骨折患者30%、廃用症候群10%、その他10%の在宅復帰、退院前訪問指導

3.地域生活期
訪問リハビリテーションと介護老人保健施設でのデイケアと入所サービス、生活行為向上マネジメント、地域サロン活動の支援、メディカルチェック

4.終末期
医師や専門看護師、臨床心理士、チャプレンらと緩和ケアチームを構成

5.外来
スポーツ外来、各種整形疾患、脳血管疾患等、呼吸器、心疾患、また自閉症スペクトラムや学習障害などの発達障害のフォローアップ、それらについての就学後のフォローや学校との協業、人工透析中の運動療法(試行中)

配属先について

就職後、配属先は選べますか?

新入職後は選べません。おおむね3年で各病期と診療領域を経験した後、アンケートや面接を通して希望を確認します。

すべてをローテーションできますか?

できます。修了する期間に差はありますが、全てローテーションは可能です。ただし、そのローテーションの順番などは希望通りいかない可能性が高いです。

どの程度の期間でローテーションしますか?

PTの場合、6か月から1年のパターンとなります。OT、STの場合1-2年のパターンが多いようです。

ローテーション先はどのように決めるのですか?

ローテーションは教育の一環でもあるため、できるだけ多くの施設や疾患の経験をして頂くことを考えています。しかし、スタッフの特性など面接やアンケートなどを加味して期間や施設などを決定しています。

小児リハビリテーションは経験出来ますか?

できます。亀田総合病院、亀田クリニック、亀田ファミリークリニック館山でPT、OT、STと各部門において経験できます。小児分野へのローテーションは希望や適性が考慮されます。総合病院のNICU、外来での発達障害のお子さんへの対応が主となります。
2016年度から関連施設である「認定こども園」へSTの訪問リハビリテーションが始まりました。入院や通院患児だけではなく、こども園といった健常な子供たちの生活や教育の場に参加しながらのセラピーが可能です。他の施設ではなかなか実施できない経験が可能です。

福利厚生について

病院の近くに社宅はありますか?

あります。自動車を持っていない場合は徒歩圏内の住宅を貸与し、自動車を持っている場合は自動車で10分程度の範囲で貸与いたします。

職員食堂はありますか?

あります。日替わり定食は2種類で350円です。その他に麺類やオプションの一品もあります。ご飯はおかわり自由です。

子育てしながら働いているリハビリテーション職員はいますか?

おります。みなさん上手に両立しながら勤務しています。産休・育休制度では男性も育休を取得される方が増えています。グループ法人で認定こども園が運営されています。そこでは、365日、24時間体制、さらに病児保育など、職員の復帰を後押しする体制が整備されています。

夜は寂しくありませんか?

同期入職が多いため夜な夜な集まってお店で食事をしたり、部屋飲みをしたりエンジョイしているようです。

職員は休日をどのように過ごしていますか?

都市部への買い物、サイクリング、サーフィン、ドライブ、釣りなど、当地域は観光や趣味には事欠きません。院内にさまざまなサークル活動もあるために、リハビリテーション部門以外の職員とのつながりも促進されます。

盆休みや年末年始休暇はありますか?

お盆休みはありませんが、年末年始はあります。年末年始に関しては、総合病院やリハビリテーション病院など入院施設勤務の場合、365日体制となっていますので、年末年始は交代で働くことになります。そのため、別日に調整してお休みしていただきます。

求める人材や採用試験について

亀田メディカルセンターで求めるのはどのような人材ですか?

明るく協調性を持ち、人に優しく能動的に挑戦できる「Always say Yes!」を実践できる方です。

採用試験は難しいですか?

採用試験は、書類審査、小論文、面接、口頭試問、性格検査からなりますが、これらは決して難しいものではありません。「いい時ばかりではなく、大変な時においても、それらを一緒に分かちあい切磋琢磨してお互いに成長していける仲間」を求めています。
是非、その志のある方はその旨をお伝えください。

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