◆ 肺癌に対する"切らない"で治す低侵襲治療『局所麻酔下の凍結治療』

当院の外科治療のひとつの特徴として肺がんに対する非手術治療として凍結治療があります。
最近はCTにより超早期肺癌と言われる小さな肺癌や、他臓器の癌からの小さな肺転移が見つかるようになりました。その場合どの施設でも手術を優先されますが、"切らない"で治す「局所麻酔下の凍結治療」という方法もあります。

下の図は治療前、治療中、治療後のCT写真です。肺の部位に凍結用の針が刺入され、がんの周囲を凍結させていることがわかります。治療後、凍結した部位は数ヶ月の間に徐々に瘢痕化して癌が縮小していきます。

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凍結治療の詳細をお知りになりたい方は以下にアクセスしてください。 (https://www.kameda.com/patient/topic/cryoablation/index.html)

このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患