臨床雑誌内科に山本医師の原稿が掲載!

臨床雑誌内科 2022年2月号「日頃の感染症診療で気になる疑問2022」に、亀田総合病院呼吸器内科の山本医師と中島部長の原稿が掲載されました。
山本医師は、「肺炎を疑って気管支鏡検査をするときに提出すべき検査および解釈は?」について執筆し、下記について述べました。


肺炎を疑って気管支鏡検査で提出する項目は、臨床所見やCT所見から鑑別診断を考えてから決定する。
提出すべき検査としては、塗抹、培養検査、肺生検などが主軸となり、鑑別疾患に応じて追加する検査を吟味する。
気管支肺胞洗浄所見では、好中球比率の上昇を認める場合は細菌感染を考え、リンパ球および好酸球比率の上昇を認める場合は、ステロイドの全身投与に反応する病態(特発性器質化肺炎、好酸球性肺炎、薬剤性肺炎など)を考える。


特集全体を拝読しましたが、日ごろの感染症診療で気になる疑問に対するエキスパートの考え方を知ることができ、大変勉強になりました。

220126img1.png

このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患