医学雑誌メディチーナで中島部長が新連載を開始!

亀田総合病院呼吸器内科部長 中島啓が、医学雑誌メディチーナで、「治らない咳、どう診る・どう処方する?」という新連載を2022年1月号より担当させて頂くことになりました。

初診で咳嗽を診る際の鑑別診断の考え方は、比較的確立されていますが、例えば、喘息と確定診断して標準治療を行ってからも、続くような咳嗽や喀痰を見ていく際の対処については、確立されたものがありません。
今回は、実臨床の経験や、各種ガイドラインやレビューを総合して、部長中島なりの考え方で、かぜやCOPD、喘息など確定診断後に標準治療を行っていても、咳嗽や喀痰の症状が改善しない場合に、どう対処していくかを連載として執筆させて頂きます。

おおよそ1年間の連載予定です。
最初は咳嗽や喀痰に関する基本的な内容に始まり、その後かぜ、喘息、COPDの確定診断後にも続く咳嗽・喀痰の診かたについて述べていきます。
連載後には、内容をまとめて単行本として出版予定です。

ガイドラインが乏しい領域なので、臨床に即した、チャレンジングな内容にはなっていますが、精一杯書かせて頂く予定です。
メディチーナを読まれている先生方は、ぜひ目を通して頂けると嬉しいです。

medicina Vol.59 No.1 2022年 01月号

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患