投稿した論文がリバイスで戻ってきたら、1週間以内にリバイスして投稿しよう

論文は鮮度が大切であり、時間が立つほど、データも古くなり、新規性も落ちてきます。
そのため、学会発表を行ったり、研究が終了したら、すぐに論文執筆に取り掛かることが重要です。
論文をいわゆる「塩漬け」にしてしまうと、再び書こうと思ったときに、新しい先行研究が出てしまい、追加のreferenceを読んで、まとめなおす作業も発生します。
投稿した論文が、リジェクトにならず、メジャーリビジョンで帰ってくれば、「御の字」です。適切なリバイスを行い、査読者や編集者に掲載の価値を認めてもらえれば、アクセプトされることが多いです。
原則的に、投稿した論文がリバイスで戻ってきたら、1週間以内に再投稿することを目標にしましょう。
大幅なデータ追加など研究の根幹に関わるような修正がある場合は、難しいかもしれませんが、そうでなければ、多くの場合、1週間以内のリバイスは可能と考えられます。
論文がリバイスに入ったら、下記の手順で進めます。

  1. 数日中にメンターとミーティングを開く
    メンターとどのような方向でリバイスをするかを話し合います。
    査読者のコメント全体を通して読んだときに、査読者が特にこだわっている一点というものが必ずあります。
    メンターや経験者は、その「査読者がこだわる一点」を読み解くのがうまく、これにフォーカスを当てて、返事を作成していきます。
    査読者の要求にどこまで応じて,どこからは応じないかについても、メンターの経験則が必要です。
  2. ミーティングをもとに筆頭演者は本文の修正、査読者への返事を書く。
  3. メンターが最終チェックをして、本文と査読者への返事も含め英文校正に出す。校正が戻ってきたら、意味が変わっていないかをチェックする。
  4. 再投稿する

1-4をできれば1週間以内に終わらせるのが理想です。
時間が立つほど、自分自身も、査読者も論文の内容を忘れてしまうからです。
また、このようにスピーディーに進めることで、最終的にリジェクトになった場合にも、次の雑誌に投稿するまでの時間が短くなり、極力論文の鮮度を落とさないようにすることができるのです。