世界気管支鏡学会総会で立石医師が発表

2018年6月13〜16日に米国ミネソタのメイヨークリニックで開催された20th World Congress for Bronchology and Interventional Pulmonology(世界気管支鏡学会総会)で立石医師が、短期研修を行った国立がんセンター中央病院での研究内容を発表しました。

立石は、「The utility of transbronchial re-biopsy for peripheral pulmonary lesions in advanced non-squamous, non-small cell lung cancer」を発表し、「末梢肺病変に対する再生検は初回生検群に劣らず高い診断率が得られた。末梢肺病変に対するTBBでの再生検は初回生検と同様に有用である。」という結論を述べました。

会場からは、「細胞診と組織診で分けた結果はどうだったか」という質問があり、立石は、「結果では載せていないが、2群間に差はありませんでした」と返答しました。

立石は「メイヨークリニックのような規模の大きい病院を見学できたととともに、AIでのルートの作成やAPCでの末梢肺癌の治療など気管支鏡領域での最新技術に触れることができモチベーションが上がりました。」と感想を述べました。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
呼吸器内科部長 中島 啓

【専門分野】
呼吸器疾患