ダートマス大学腫瘍内科の白井先生とのウェブカンファレンスを毎週行っています。

ダートマス大学腫瘍内科の白井先生とのウェブカンファレンスを毎週行っています。

日々のリアルな症例をもとに活発なカンファをやっています。白井先生は、日本にない薬やPD-1抗体の使用経験が豊富で、僕たちが知らないことをたくさんご存じです。とても勉強になるとともに、米国の生の診療内容を学べます。先週から呼吸器内科も参加しています。亀田では科の垣根はなく協力的で、かつ、レベルの高い集学的診療を目指し頑張っています。

ここ最近では自己免疫疾患を保つ患者さんへの免疫チェックポイント阻害薬の使用経験が話題になりました。併存する自己免疫疾患が必ず悪化するわけではないこと、治療の必要性と想定されるリスク(悪化によってもたらされる影響)を天秤にかけ、慎重に使用すれば投与できる症例もあることが再確認されました。今後さらなる経験とエビデンスが蓄積され、適切な使用法があきらかになっていくと思います。


ダートマス大学腫瘍内科白井先生とのウェブカンファレンスについて
https://www.kameda.com/pr/oncology/post_33.html

このサイトの監修者

亀田総合病院
腫瘍内科部長 大山 優

【専門分野】
がんの包括的医療、病状に応じた最善の治療の選択と実践