卒業生便り(vol.3 尾崎 先生)

虎ノ門病院で活躍されている尾崎由記範先生よりお便りをいただきました。

尾崎先生は腫瘍内科後期研修医3年間を行いました。スタンダードな腫瘍内科トータル18ヶ月(うちチーフ半年)+チーフ延長でもう半年、血液内科半年、1年目に総合内科ローテートもしました。

最終学年にチーフを1年間行い、すべての腫瘍内科患者は年間800例くらいあります。それらをすべて診て、卒後5年を終了した時点で、ありとあらゆる状態の患者(進行がん、補助療法、診断、緩和、看取り、合併症管理、併存疾患管理)に対応可能なミニ腫瘍内科医にとして完成しました。

その後スタッフとして1年指導医をしてくれた後、虎ノ門病院のスタッフ医師に栄転しました。もともと人格的にもバランスがと優秀な人材でしたが、亀田の濃密な研修を受けた後、そこで指導をする立場を経験したことも大きいと思います。尾崎先生は今後都心部のメジャー研修病院で、他科と連携しつつ、がん診療の中心にない、上司とともに多施設全国共同臨床試験の作成・運営もしてゆき臨床医の実力とともに業績を積み上げています。そして今後がん専門医としてさらに成熟し、日本の腫瘍内科を率いる次世代のリーダーに成長することは確実です。

尾崎先生は、純粋な腫瘍内科医としてキャリアを積みつつある日本での草分けです。腫瘍内科キャリアプランのロールモデルであると思います。皆さん、こういうキャリアはとっても魅力的ですよね!


亀田総合病院腫瘍内科後期研修を2010年4月〜3年間、その後2013年4月から腫瘍内科医員として1年間勤務させていただきました。

初期研修では内科外科をローテーションしますが、癌患者さんの診療を行うには、より深い一般内科としての知識が不可欠です。私は腫瘍内科に医師3年目から飛び込んだので、一般内科としての知識が不十分でした。ここでは、Oncologyの勉強と並行して一般内科の指導も幅広く受けることができるので、非常にバランスのよい後期研修を行うことができました。また、診療する癌種も様々であり、希少癌を含むほぼ全ての癌に対する知識と経験を積むことができました。一般内科医+腫瘍内科医としての基盤を固めるために最適の指導環境だと思っております。

亀田総合病院腫瘍内科で得た知識と経験をもとに、現在は、虎の門病院臨床腫瘍科医員として癌診療に携わっており、今後も癌患者さんが安心して診療を受けられるよう、腫瘍内科の発展に尽力したいと考えております。

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虎ノ門病院
尾崎由記範