当院のレジデントが家庭医療専門医試験で優秀賞を受賞

2018年度日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医試験では、当院のレジデントおよび当院で研修をしたレジデント全員が合格いたしました。
また、優秀とされた者に賞が授与されますが、当院で研修した5名が優秀賞を受賞しております。そのうち現在も当院で診療をしている4名の医師に受賞のコメントをいただきました。(名前横のカッコ内は現在の主な所属先)
なお、当院ではレジデントによるポートフォリオ勉強会を週に1回開催しております。家庭医療の研修やレジデントと指導医による熱いディスカッションの様子をご覧になりたい方は、ぜひ一度お越しください。

<臨床実技試験 優秀賞 受賞>
久保田 希(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
この度、家庭医療専門医試験の臨床実技試験での優秀賞をいただきました。
この試験では小児・慢性疾患・救急などいくつかのブースで模擬患者さんを相手に外来を行い、その知識・態度・技能面を評価いただくのですが、家庭医としての成長を評価してもらったのだと大変光栄に感じております。日々の指導および、診療で出逢ったすべての方々からの学びが今の家庭医としての自分を創っているのだと感じています。少しでもその感謝を形に変えられたかと思います。本当にありがとうございます。ここがゴールではなく、これからもまだまだ研鑽を積まなければと感じておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

<筆記試験 優秀賞 受賞>
安藤 崇之(安房地域医療センター 総合診療科)
この度は家庭医療専門医試験に合格し、「筆記試験 優秀賞」を頂くことができ大変嬉しく思っております。学生の頃からの念願だった家庭医療専門医に無事になることができたのは、ひとえに3年間の研修で出会った患者様と御指導くださった先生のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。これからは、今まで学んだことを診療に活かしていくと同時に、まだまだ日本で足りていない家庭医・総合診療医の育成に尽力していきたいと思っております。今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

<ポートフォリオ優秀賞 受賞 2名>
年森 慎一(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
この度はなんとなんと、『優秀ポートフォリオ賞』なるものをいただきました。初期2年目に家庭医療と言うものに出会ってから、「きっとこの道だ」と思って突き進んできて、一つやり遂げることができた感じがあります。たくさんの学びをくれた患者さん・その家族、大変な研修を一緒に乗り切った仲間たち、様々な「気づき」を導いてくれた指導医陣に感謝です。生みの苦しみはありましたが、たくさんの気づきを得ることができました。この場を借りて、皆様に改めてお礼申し上げます。

相田 万実子(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
この度、家庭医療専門医試験にて「ポートフォリオ優秀賞」をいただきました。あまりにも意外で驚きました。
私自身は初期研修医時代から当院のポートフォリオ勉強会を覗いており、先輩方が普段の診療に悩みながらも立ち向かっていく発表を、いつもワクワクしながら聞いていました。
ポートフォリオは家庭医が成長した軌跡を表すもので「私は何を悩み、どうしたのか」を書かねばなりません。いざ自分が書く番になると、文字に落とし込むのはとても苦労しました。
幸いにも私を育ててくれる患者様や医療スタッフに出会え、仲間と指導医に恵まれたことで、このような過分な賞をいただけたと思います。厚く御礼申し上げます。

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編集・文責:相田

このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学