台湾の医学生 Shi-yu Gao 実習報告

10月に台湾の医学生 Shi-yu Gaoさんが2週間研修に来られました。
Shi-yu Gaoさんは台湾にある中国医薬大学の5年生で、将来は内科・家庭医療に興味があり、日本の家庭医療や医療制度について学びたいと亀田ファミリークリニック館山での研修を選ばれました。
研修では多くの家庭医の外来に陪席していただき、一人一人時間をかけて診療を行う様子や、机で医師と患者が向かいあわずに横並びになり一緒にカルテをみながら説明している様子がとても印象的だったとの感想がありました。また、当院の成人・小児も合わさった理学療法・作業療法・言語療法など様々な外来リハビリの見学、一軒一軒患者さんの家に車で回る訪問診療も、台湾での病院実習ではみる機会がなく、とても新鮮なようでした。終了発表では、家庭医診療所での研修を踏まえて、台湾の医療制度と課題をとても分かりやすくまとめていただきました。
外来や訪問診療の陪席では会話の中から普段私たちも知らない患者さんの一面が見られたり、また異なった文化での医療について知ることができたりと、私たちも多くのことを学ばせていただきました。
当院は海外からの見学生も多く受け入れています。
日本の家庭医療の現場をご覧になりたい方は、ぜひ当院までお越しください。

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学