堤先生 9月ローテの振り返り

9月は亀田総合病院地域ジェネラリストプログラム初期研修医1年の堤先生がローテーションしてくれました。
学生時代から聞き書きのボランティアを行うなど、他者の人生に関わることにやりがいを感じていたために、他者とのコミュニケーションを重視する家庭医療に関心を持っていました。
ローテーション中は「患者中心の医療」をはじめ家庭医療のエッセンスについて積極的に学んでいた姿勢が印象的でした。さらに高血圧、脂質異常症、糖尿病などの慢性疾患の管理を積極的に学んでおり、食事療法や運動のことまで学び患者さんとコミュニケーションをとるようにしていました。ヘルスメンテナンスについても一人一人の患者さんに何が必要かを調べ提案しており、定期外来の醍醐味について十分に学んでいました。
さらには、自身の臨床の振り返りで陰性感情をローテーション中に何とかしたいということで、 アンガーマネジメントについてローテーション中に学んでいました。自身の陰性感情への捉え方から、対処法までを深く考察して、最後の研修発表に結びつけていました。
今後の医師人生において大きな1ヶ月になれば良いなと思います。

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このサイトの監修者

亀田ファミリークリニック館山
院長 岡田 唯男

【専門分野】
家庭医療学、公衆衛生学、指導医養成、マタニティケア、慢性疾患、健康増進、プライマリケア・スポーツ医学