重症腹腔内感染症の治療期間について

7/27のジャーナルクラブで研修医の先生が読んでくれた重症腹腔内感染症の治療期間(8 vs 15days)についての論文です。
治療後の抗菌薬フリー期間は8days群の方が長かったですが、primary outcomeの設定が死亡率ではなく、8days群の方が再ドレナージや治療失敗が多い傾向に見えます。
当科では、月3-4回の米国人医師と一緒に英語によるジャーナルクラブを行っています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29484469

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育