筋注は痛くない

新型コロナワクチンが筋注(筋肉注射)なのでいたいのではないか、と心配される方もいらっしゃると思います。
一般的にワクチンの筋注は皮下注(皮下注射)より痛みが少ないとされています。当院で行ったfluワクチンのケースコントロールスタディです。筋注の方が痛みが少なく、腫れなど局所副反応も少なく、なんと!罹患者も少なかったです。
当院健康管理科の馬嶋先生が、論文にまとめて環境感染学会誌に掲載されました。

インフルエンザワクチンにおける皮下注射・筋肉注射の差異―発症率・接種時疼痛・副反応の前向きコホート観察研究―
http://journal.kyorin.co.jp/journal/kankyokansen/detail_j.php?-DB=kankyokansen&-recid=208&-action=browse

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育