第95回 日本消化器内視鏡学会総会、シンポジウム3において中路部長が発表

中路医師が2018/5/11金曜日、第95回 日本消化器内視鏡学会総会、シンポジウム3:総胆管結石に対する内視鏡治療―治療困難例に対する治療―において、S3-2認知症またはPS不良例における総胆管結石による急性胆管炎治療の現状について発表した。2008年4月から2017年11月の期間に総胆管結石による急性胆管 炎と診断された1297例(認知症またはPS不良群220例)について後方視的に検討した。結果、PS不良または認知症例では 結石治療が終了しても退院困難または退院後に長期生存が得られな い症例も多かった。また、通常の手技で処置完遂が困難な症例も存在するため対処法の共有が必要と思われた。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡