JDDW2017のシンポジウム4「消化器内視鏡のリスクマネージメント -医療事故調査委員会の現状から-」において吉村茂修医師が発表しました。

消化器内科の吉村茂修医師がJDDW2017シンポジウム4「消化器内視鏡のリスクマネージメント -医療事故調査委員会の現状から-」において「当院における消化器内視鏡のリスクマネージメント」について発表しました。

亀田でおこなっている「1.患者を正しく識別する 2.効果的なコミュニケーションを行う 3.ハイアラート薬の安全性を高める 4.手術・処置前の正しい部位,正しい手技,正しい患者の確実な識別 5.医療関連感染のリスク低減 6.転倒・転落による患者の損傷リスク低減という目標」を意識した対策を行っている事を詳細に検討して発表しました。
座長の先生からはとても細かいところまで確認されており感心しました、とコメント頂きました。
セッションとしては医療安全について医学学会として初の試みである弁護士を交えた討論が行われ「医療機関側の立場」から加藤愼先生、「患者側の立場」から安東宏三先生を招いて医療事故調査制度後の現状や問題点、今後の課題、医療機関側のあり方や対策など活発な議論が交わされました。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡