Kameda Ultrasound Course 〜E-FAST〜
「亀田研修はエコーが当てられないと修了できない...」
なんてことはありませんが、
全国的に救急・集中治療エコーで講師をしている先生方が残してくれた遺産により、亀田にはエコーを学ぶ文化ができています。
今年も救急・集中治療科が中心となり、月に1回のエコーコースを開催することができました。
亀田ERの後期研修医も確実にエコーを当て、教えることができるレベルを必須としています。
今回のテーマは「E-FAST」
エコーオタク初期研修医の堤Dr.がプレゼンをしてくれ、救急医によるHands-onを行いました。
あえてのTipsとして、
- 後腹膜と骨盤の出血は苦手...
- 胸腔内≧25cc、腹腔内≧250-500ccでないとdetectできない
- FASTの感度特異度の報告として、echoは感度42%特異度94.7%、CTは感度97%特異度97%
と限界をレクチャーしつつも、積極的に習熟して感度を高めていこうと熱気が高まったように思います。
来月は「肺エコー」を予定しています。
初期研修医だけでなく、エコーに興味のある他科の後期研修やスタッフの先生方の参加もお待ちしております!
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このサイトの監修者
亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明
【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科