ヨーロッパ集中治療医学会 ESICM2018参加

亀田ER 白石Dr.がヨーロッパ集中治療医学会で発表致しましたので報告します。

日本救急医学会が主導した前向き観察研究であるSepsis Prognostication in Intensive Care Unit and Emergency Room (SPICE) 研究をヨーロッパ集中治療医学会で報告してきました。
ER で感染症を疑われた患者の死亡予測はSIRS 基準よりも qSOFA が優れるがまだ不十分という内容です。
SEPSIS3 を提唱した Singer 先生から質問をもらえました。

当科スタッフもSPICE研究を行なっており、今後発表予定です。
また、先月はERC congress 2018 in Bolognaにおいて当科後期研修医の房田Dr.も発表しており、詳細は今後掲載予定です。

臨床、教育、研究の三本柱のうち、研究部門では亀田全体の臨床研究を取りまとめている白石Dr.が研究指導をしてくれます。当ERでは、国際学会での発表も重要視しているので、どんどん世界に羽ばいていきたい後期研修医や研究の時間を確保したいスタッフにもピッタリです。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科