後期研修医の声

私は結婚を機に地元を離れることとなりましたが、亀田総合病院が母校の関連病院であったこともあり、後期研修先として選択しました。
当院は重症例を含め症例数がかなり豊富です。後期1年目は様々な科の麻酔を学びながら、硬膜外麻酔や神経ブロック等、基本的手技の修練をしました。2年目から昼間の予定手術の麻酔が独り立ちしたり、本格的に心臓血管外科の麻酔が始まりました。いつでも上級医の先生に相談しやすいので、不安を抱え込みすぎることなく研修できます。希望に応じてICUやペイン領域も学べます。
忙しい日もありますが、職場の雰囲気も良くしっかり休められる体制も整っているので、毎日楽しく仕事ができます。是非見学に来てみて下さい。


2019年4月に亀田に後期研修医として入職し、1年以上が経過しました。亀田の後期研修の特徴についてこの1年間で感じたことを簡単にご紹介したいと思います。

当院は全18室の手術室を毎日ほぼフル稼働させており、症例に恵まれているため他院に研修に行かずとも4年間当院だけで専門医受験のための必要症例を十分に集めることが可能です。また若手から指導医クラスの学年がまんべんなく在籍しており、刺激し合える環境です。現在、若手の内訳としては後期研修医1年目が1名、3年目が2名、麻酔科5年目(専門医取得直後)が2名おり、互いに教え合ったり情報を共有しながら、毎日切磋琢磨しています。指導医クラスの先生方も熱心で、やりたいことを応援してくれる上級医が多くおり、市中病院としては珍しいと思うのですが、例えば国内・海外での学会発表、論文投稿、研究なども丁寧に指導を受けられる環境で、実際に当院の後期研修医は海外での学会発表や論文投稿などを積極的に行っています。

また当院の特徴として、周術期麻酔看護師の育成にも取り組んでおり、後期研修医が麻酔看護師に指導する機会が豊富にあります。後期研修医として上級医に学びながら、自らも指導する機会を持つことでより麻酔管理の知識と理解が深められています。
そしてほとんどの日が拘束帯の17時〜18時ごろには勤務が終了するため、肉体的に無理のない生活を送っています。このため勤務後は、自習をしたり、お子さんがいる先生は保育園に子供を迎えに行ったり、釣りやサーフィンなどの趣味を楽しんだり、飲みに行ったり、週末なら都内に遊びに行ったり、とそれぞれ思い思いに自由に過ごすことが可能です。このように仕事とプライベートのバランスが取りやすい環境でありますが、(お給料も比較的高く、)人柄の良い先生ばかりのため人間関係のストレスもほとんどありません。
 
実際に亀田で後期研修を始めてみて、考えていたよりも非常に恵まれた場所でしたので、是非後期研修先を探されている先生に知っていただき、参考にしていただければと思います。


本年度より麻酔科後期研修医として亀田総合病院での勤務を開始いたしました。新型コロナウイルスという世界的な危機の中での研修開始、また、当初はハードの面でも今まで慣れ親しんだものと異なり、戸惑うことも多かったです。そんな中でも現在楽しみながら仕事ができていることは先生方、手術部の人達の優しさに因るところだと思います。多くの点で分業が進んでおり、とても働きやすい環境であると思います。一度、亀田総合病院に見学にいらしてください。また、麻酔科ブログなどを通じて情報発信してまいります。宜しくお願い致します。