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リハビリテーション

小児の発達障害 2007/09/01

■困っているのは大人? 子ども?
落ち着きがない、自分のしたいことばかりする、はっきり話さない…。ご両親や園・学校の先生は「何とか静かにしてほしい」、「何度教えても同じことを繰り返す」、「言葉や勉強を覚えない」、「困ったな」と感じることがあると思います。しかし、子どもの側から見ると「いつも邪魔される」、「急に怒られる」、「何をすればいいのかわからない」、「頑張っているのに出来ない」、「困ったな」と、感じていることもあるのではないでしょうか。このようなお子さまの中には、成長の過程にみられる行動や、わがままと言われるものではない、「発達障害」の特徴を持つお子さまがいます。
■発達障害とは?
『発達障害』は言語発達遅滞、精神発達遅滞や自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等があります。本人の努力不足や親の育て方ではなく、脳の機能によるものと考えられています。診断は行動の特徴と、ご家族からの問診が中心です。診断はそれぞれ境界線が曖昧で、どこからが障害なのかということはわかりにくいものです。
小児・発達外来、言語聴覚療法(ST)等では、発達障害の理解や対応方法の相談や、お子さまに対して具体的な療育を行っております。必ずしも診断をつけるだけでいいのだというものでなく、それぞれのお子さまの問題や行動がどうして生じるのか、どうすればよいのかを考えることが必要です。
■ST(言語聴覚士)の役割
子どもたちに何が必要なのか、そのお子さまの考え方・感じ方の特徴(言葉や認知の力)を評価し、具体的な指導や環境設定(生活の中でできること)を行います。学習面、生活面での悩みについても、出来るだけご相談にのります。また、必要に応じて、教育機関との連携も図っています。具体的な内容は言葉の指導、対人関係のトレーニング、ものの捉え方、みる・考える力を促す指導を行っています。
■なぜ支援が必要か?
想像してみてください。自分では普通だと思って行うことが、常に「だめだよ」「ちがうよ」といわれ、どうすればよいのかわからない環境というのは、とてもつらいのではないでしょうか?これを一時期ではなく、何年も積み重ねてくると、当然、やる気がなくなってしまったり、自分はだめなんだという思いが強くなります。また回避する方法がわからないため、暴れる、攻撃するということを表現の手段にすることもあります。これは「二次障害」と呼ばれています。それぞれのお子さまにわかる方法で伝えれば、自分自身で気づき、学習して(身に付けて)いくことができるのです。
■当院への相談
ことばが遅い、友だちと遊べない、落ち着きがない、勉強が難しい、ぼーっとしてしまう、発音が気になる等、様々な理由で来院されます。まずは発達(小児)外来を受診していただき、STが開始となります。そのお子さまにあったより良い環境や関わりを提供できればと思っています。気になることがあれば、ご相談ください。
亀田クリニック リハビリテーション室 ニノ形 恵 ST
各事業所別リハの特徴:亀田クリニックリハビリテーション室
URL: http://www.kameda.com/about/facilities/rehabilitation/rehabili_center_04.html#03
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