■リウマチとは?
リウマチは関節が腫れ(炎症)てしまい、そのために痛みや運動の障害を引き起こす病気です。
人の関節は骨とその関節面を覆う軟骨・関節包・滑膜などからなり、さらにその周囲にある靭帯や腱によって支えられて います。リウマチに罹患するとこれらの構造が変化し、関節の腫れやこわばり、痛みなどが現われます。不安定になっ た関節に、複数の要因が重なって負担がかかり、様々な変形が起きます。 |
■リウマチのリハビリテーション
リウマチは痛みも少なく関節破壊が進まない良い時期と、痛みが強くなり関節が腫れ破壊が進んでしまう悪い時期を繰り返しながら、慢性的に進行していくのが一般的です。個人によって症状が異なるため、症状に合わせた運動と安静のバランスをとり、日常生活の中で関節を保護しながら動作を行う方法を身につけることが大切です。
リウマチのリハビリテーションでは、運動療法の他に食事やトイレなど日常的な動作の練習や関節への負担を減らすような動きの指導、装具・スプリント(※1)、自助具(※2)の紹介作製を行います。
(※1)スプリント (Splint):固定のために利用されるものであり、その人の関節や手の形にあわせて、軟化するプラスチックのシートを加工して作ります。
(※2)自助具:日常生活を容易にするため、補助として使う道具のことです。 |
【日常生活上の工夫】
- 痛みが起きるような運動は避け、無理な動きはしない。
- 長時間同じ姿勢をとらず、適度に休憩を入れる。
- 作業を簡素化して、労力を節約する。
- かばんを持つ時は指で持たずに腕や肩にかけるなど、強くて大きい関節を使う。
- 必要に応じて、自助具やスプリントを使用する。
【スプリントの目的】
- 炎症関節を固定することで安静にし、痛みをやわらげる。
- 適切な関節の位置をとることで、変形を矯正・予防する。
- 関節・筋を機能的に使用するための補助的な役割。
当院では、リウマチ・膠原病・アレルギー内科にてリウマチ診療を行っています。
南房総地域では高齢化を反映してリウマチを患っている方が多くいます。より上手にリウマチとお付き合いいただくため、医師・薬剤師・栄養士・リハビリ・医療相談員が1つのチームとなって「リウマチ教育入院」を行っています。リウマチ教育入院では、1週間ほどの入院で検査を実施し、個々の症状・状態にあわせ、薬の調整や食事・リハビリ・社会的なサービスなどの指導・情報提供を行っています。 |
| 亀田総合病院リハビリテーション室 今関裕美子 OT |
亀田総合病院リハビリテーション室の特徴
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