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禁煙

未成年者とタバコの関係 2006/10/01

未成年者の喫煙は、成長を妨げるだけでなく、生活行動の変化と共に、将来は喫煙関連疾患(未成年からタバコを吸うと、非喫煙者と比べ6倍も肺がんや心臓病での死亡者が多い)を抱えることになります。
■未成年者は、ニコチン依存症になりやすい!?

未成年の喫煙は、成人より早期にニコチン依存を形成しやすい事がわかっています。成人は、初回喫煙から常習喫煙に至るには、2年〜10年が必要といわれていますが、未成年者は2週間から2ヶ月と短いことが多く、ニコチン依存症が大人より急速に、強く形成される傾向にあります。
家庭内の喫煙
 子ども達の喫煙は、家族や周囲の大人からの受動喫煙や家庭内に放置されているタバコを吸ってみることから始まります。身近な親がおいしそうにタバコを吸っているのを見て、タバコに対する抵抗感がなくなり、子ども達の好奇心はタバコに向きがちになります。また、発育過程で受動喫煙により長時間ニコチンに晒されると、身体的にもタバコが受け入れやすくなります。
▲未成年の喫煙は親の喫煙によって増加し、その影響は父親の喫煙よりも母親の喫煙の方が顕著です。父親より、母親のほうが子どもとの接点が多いためと考えられます。
また、最近の調査では、喫煙する男子の両親は6割以上が、また女子の両親は4分の3近くが「子どもはタバコを吸っていない」と思っていることがわかりました。まだまだ、子どもの喫煙が重要視されていない傾向にあるようです。
■手に入りやすい環境 自動販売機、価格
未成年者の71.7%が自動販売機からタバコを購入しています。(2001年警察庁調べ)一方、自動販売機の規制がなされた酒類の未成年者の販売比率は20%です。
また、お小遣いで買えてしまう程度のタバコの価格は、簡単に手に入れることが出来てしまうため、未成年者の喫煙を助長させます。タバコ価格の値上げは、喫煙者の減少と未成年者の喫煙予防に有効です。
■タバコ販売の戦略
喫煙者の約60%が13歳までにタバコを吸い始め、90%以上が20歳になるまでに、タバコをたしなむようになります。未成年者は大人と異なり、タバコを吸う行為が大きな「伝染力」となります。常習喫煙者を作るには、未成年への戦略が重要となるのです。タバコのパッケージや広告をさわやかな色やデザインにし、「茶色の汚い」タバコ本来の姿を覆い隠しています。大人向けの宣伝活動を通して、タバコは「大人の証」であるかのようにし、喫煙したいと誘惑させます。更に、テレビ番組や雑誌などのスポンサーとなり、タバコ問題の正しい情報が伝わらないようにしています。
自分を大事に思えなかったり、社会に対しての不満が強い人は、環境に影響されやすく、喫煙しやすいようです。特に思春期は、環境に影響されやすい時期です。まずは、大人がタバコについての正しい知識を持ち、子ども達に伝えると共に、タバコのない環境を作っていくことが大切です。
健康管理支援室 山口文江
禁煙外来のご案内
URL: http://www.kameda.com/info/detail.php?i=18
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