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禁煙

予想より大きい受動喫煙の害 2006/09/01

「タバコは、決められた場所で吸えば人に迷惑をかけないからいいんじゃないの?」との意見も多く聞かれますが、実際はどうなのでしょう。
■受動喫煙とは?
タバコの煙は、以下の3つに分けられます。

1.喫煙者が直接タバコから吸い込む煙(主流煙)
2.タバコが燃焼する時の煙(副流煙)
3.喫煙者の息から出る煙(呼出煙)

喫煙しない人が、この2・3の煙を吸わされることを「受動喫煙」と言います。

ちなみに、副流煙中の有害物質の濃度は、本人が吸い込む主流煙よりも高いことが知られています。副流煙は、低い温度で不完全燃焼するタバコから発生するため有害物質の濃度が高いのです。
■タバコの臭いと発がん物質は最低半径〇mまで届く !?
「風のない状態で、タバコの煙の粉じんと発がん物質(約60種類)が、どこまで届くか」という実験で、最低7m届くという結果が出ました。風があり、喫煙者が数人かたまっている状態では、その2?3倍の広さに煙が届くことになります。そのため、真剣にタバコを吸わない人達を守るための喫煙所を屋外に作るには、テニスコート2面分の広さが必要となります。
■目に見える煙は1割
 タバコの煙の目に見える粒子部分はたったの10%で、目に見えないガスの部分が90%を占めています。タバコ1本吸うだけで、知らないうちにドラム缶50本分の空気を汚しているのです。
■有害物質はタバコを吸った後も息から出ています
 喫煙者の吐く息には、タバコを吸っていない時でも、一酸化炭素※ をはじめとするタバコ由来の有害物質(約4,000種類)が含まれています。例えば、一酸化炭素は最後の1本を吸ってから、最低8時間は息から出ています。「ホタル族」と言われるように外でタバコを吸っても、その後の吐く息で有害物質を撒き散らしていることになります。そして、周囲の人達は、見えないタバコの害をいつまでも受け続けるのです。
※一酸化炭素:酸欠状態を起こす物質。火事の煙やガス漏れ事故などで、吸いすぎると死亡することもある。
喫煙本数と呼気中の一酸化炭素濃度
タバコは、不完全燃焼のため、一酸化炭素が出ています。一酸化炭素は吐く息で測定することが出来ます。
喫煙者の息は、環境基準10ppmをはるかに超え、吸わない人の息はおおむね4ppm 以下です。喫煙者は常に酸欠状態となるため、息切れや疲れやすいなどの症状が出るのです。
健康管理支援室 山口文江
禁煙外来のご案内
URL: http://www.kameda.com/info/detail.php?i=18
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