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「看護師からのメッセージ ~夫婦の気持ちに寄り添って~」

2017/2/1

第11話は鴨川本院ARTセンターと亀田IVFクリニック幕張、両施設の看護主任からのメッセージです。

~将来お子さまを望まれる方へ~

亀田総合病院 生殖医療科 看護主任 金髙智子

「不妊症」とは、積極的に妊娠を希望して夫婦生活をもちながら1年以上妊娠が成立しない状態をいいます。通常は、1年で80%、2年で90%のカップルが妊娠するといわれています。しかし、現在、日本で不妊症に悩むカップルは5.5組に1組ともいわれ、今では不妊治療は珍しいことではなくなってきています。不妊のイメージは、「秘すべきこと」から「語るべきこと」に変化してきていると言われていますが、不妊治療通院中の方々は、未だ、職場や配偶者以外の家族には内緒で通院されている方が少なくはないのが現状です。

不妊で悩む方だけではなく、これから妊娠を希望する方が不妊に悩むことがなくなるように、啓発活動にも力を入れて取り組んでいきたいと思っています。

費用面で心配な方も、千葉県や各市町村で治療費の助成制度があります。女性の一生には、様々なライフイベントがあり、妊娠・出産に適している時期があります。身体的・精神的・社会的なこと等、どうぞお気軽に、そしてお早めに、ご相談ください。

メールでの相談も受け付けております。詳しくは、ホームページをご覧ください。

亀田総合病院 生殖医療科

~夫婦の気持ちに寄り添って~

亀田IVFクリニック幕張 看護主任 細川裕子

亀田IVFクリニック幕張 看護主任の細川裕子です。私は生殖医療の看護に就いて約10年になります。

10年間、多くのご夫婦と携わってきて思うことは、不妊治療をしていると、本当にたくさんの悩みやストレスを抱えておられることに気づきます。そして、身近である看護師への相談も多く寄せられます。治療そのものに対する不安や悩みの他、仕事との両立に悩んだり、夫婦間での喧嘩が多くなってしまうこともよく耳にします。

女性は、「痛みはあるの?」「いつまで治療は続くの?」「本当に妊娠できるの?」「治療で何度も休むことを職場に言いにくいな」と多くの不安を抱えています。

一方、男性は「もし自分の精子の状態が悪かったらどうしよう」「不妊治療で苦しんでいる奥さんになんて言ってあげればいいんだろう」「一緒に治療に付き添ってあげたいけど、職場にはどう言ったらいいんだろう」と、様々な思いで毎日を過ごしています。夫婦だから言わなくてもわかってくれるだろう・・・と思い、多くを語らず治療を続けていると、実際には本心が伝わっていないこともあり、夫婦関係がぎくしゃくしてしまうことも少なくありません。

子どもを持つことに対しては夫婦間での意見が異なることもあります。だからこそ、ストレスや不安が爆発してしまう前に、夫婦の会話を多く持ち、自分の言葉で想いを伝えて欲しいと思います。また、時にはご主人からも「気分転換にどこかにいこう!」と誘ってあげてください。

治療は二人のため。そんなお二人に寄り添ったケアをこれからも心がけて参ります。

亀田IVFクリニック幕張

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