ページの先頭です

亀田リハビリテーション病院の紹介(下)

2007/05/01

亀田リハビリテーション病院の特徴

1.リハビリテーション科のみの単科

この病院は内科や外科は無くリハビリテーション科だけで、入院患者さまは全員がリハビリを目的とされる方です。しかも回復期リハビリテーション病棟のみである事から非常に限られた患者さまたちが選択されて入院している状態です。
本来は全ての患者さまが十分なリハビリを受けられると良いのですが、日本の医療状況は現在そのようになっていません。発病やけがなどの受傷直後には急性期のリハビリテーションが行われますが、急性期病院は在院日数短縮の課題を負わされており、十分なリハビリを受けない時期でも退院する事が要請されています。一方では、病状が慢性期で障害が固定状況にある患者さまは維持期のリハビリテーションを行っていますが、最近は上限日数を超えて長期間のリハビリを継続することが極度に困難になっています。
回復期は急性期と維持期をつなぐ期間ですが、リハビリテーションが必要な全ての患者さまが全員無条件で回復期リハビリテーション病棟に入院できる訳ではないのです。

2.日常生活の場面の中に組み込まれたリハビリ

もう一つ、当院の大きな特徴はリハビリテーションが独立して行われるのではなく、患者さまの一日の生活の場面の中に組み込まれて実施される点にあります。
通常は「リハビリ専用室」に病室から出かけて歩行練習などを行い、自分のベッドに帰るとそれ以外の時間帯は「休息する」のが患者さまの入院生活のパターンではないでしょうか?亀田リハビリテーション病院では、逆にリハビリ担当療法士が患者さまの病室やベッドサイドに訪れて、入院中の生活空間の中で歩く練習や車椅子とベッドの乗り移りなどを練習します。リハビリが特別の時間とはされずに、毎日の日常生活の場面の中に融け込む形で練習が行われるのです。
お食事も、食堂で他の患者さまと一緒に会話や交流を楽しみながら食べて頂くので、言語障害のある患者さまも自然に会話練習が行われます。また同時に食物の咀嚼嚥下(飲み込み)に問題のある方には、言語聴覚士や看護師により食べ方・飲み込み方の練習を行うようになります。
私たちの病院では入院生活全ての動作がリハビリとして位置づけられて、社会復帰の練習となるように行われているのです。

患者さまの特異性に適合したチーム医療ときめ細かな家族指導

自宅復帰目的の回復期リハビリテーションで重要なのは、患者さまご当人の意欲とご家族の介助・介護への関わりです。
当院では熱心なスタッフによる個々の患者さまの特異性に適合したチーム医療ときめ細かな家族指導を行います。医師・看護師・セラピスト(療法士)は、後遺症の最大限の改善を狙うと共に、患者さまの障害受容とご家族の介護負担の軽減も目指しています。当院スタッフによる家庭訪問や医療ソーシャルワーカーの関与で、在宅療養の環境整備も積極的に支援して、たとえ障害は残っても、安心して自宅に帰ることができるように努力しており、開院以来当院の患者さまはより良い状態で、常に全国水準を上回る高い在宅復帰率を達成しているのです。

リハビリテーション病院 院長 井合茂夫

リハビリテーション病院施設案内

医療法人鉄蕉会 医療ポータルサイトについて

本サイトは、 医療法人鉄蕉会 が運営しております。