ページの先頭です

歩きタバコの危険

2007/02/01

「歩きタバコ」は嫌われる

非喫煙者が、喫煙者の許せない行為として、「歩行喫煙」(34.6%)がトップとなっています。

喫煙者の許せない行為(iMiリサーチバンクより)

  1. 1位 .歩行喫煙(34.6%)
  2. 2位 .乗り物からの吸い殻ポイ捨て(19.9%)
  3. 3位 .歩行中の吸い殻ポイ捨て(14.8%)
  4. 4位 .禁煙エリアでの喫煙(14.8%)
  5. 5位 .レストラン等での喫煙(8.0%)
  6. 6位 .未成年時の喫煙(5.9%)

「歩きタバコ」の危険

歩きタバコは、喫煙者の行動の中で一番嫌われていることがわかりましたが、これはマナーの面からだけではなく、タバコの「火」による直接的な害からも恐怖を与えるためでもあるようです。
実際、子供のまぶたや耳が、歩きタバコの火で火傷を負ったが、加害者はその場から立ち去ってしまうという事故も起きています。
タバコを持つ手の高さはちょうど子供の顔の高さですし、大人でも服を焦がされたり、火傷したりという経験を持っている人が、少なくありません。

"凶器"ともいえるタバコですが、このタバコの「火」の表面温度はどのくらいあるか、ご存知でしょうか?
火災温度を測定する機械で調べてみると、火玉の中心温度は何と、990℃以上にもなります。ちなみに、天ぷら油の温度は185℃、熱したフライパンは500℃ですから、火の付いたタバコを振り回すことになる歩きタバコは、裸のナイフを持ち歩いているのと同じくらい危険なことなのです。

喫煙者の7割以上が歩行喫煙を経験している

喫煙者は、900℃以上の「火」を持っているという自覚と行動をしているでしょうか?
調査で、喫煙者の72%が「歩行喫煙したことがある」と答えています。また、歩行喫煙後のタバコをどうするか想像してみましょう。手っ取り早く高温の火を消すには、地面に落として靴で踏むしかなく、それを拾って持ち帰るには汚い・危ない・めんどうくさいので「ポイ捨て」になります。「歩行中のタバコのポイ捨て」も51.4%の喫煙者がしたことがあると答えていました。

何度も言うように、タバコの依存性はとても強いものです。喫煙者は、周囲の迷惑や心配から目を背け、ニコチンを補給することを優先させるしかなく、嫌われてしまうというのが現実のようです。

全国の自治体で、路上喫煙や歩きタバコを禁止する条例を設けたり、病院や学校を始めとした施設の禁煙化も進んでいます。
喫煙者の皆さん、「嫌な時代になった」と落ち込むより「禁煙しやすくなった」と前向きに捉えて思い切ってやめてみるのも良いですよ。

健康管理支援室 山口文江