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「精密検査(せいみつけんさ)」って、なに? 

「精密検査」あるいは略して「精検(せいけん)」とか「精査(せいさ)」とも呼ばれます。
この精密検査という言葉、どの場面で使われるかによって、ちょっとずつ意味合いが異なっているんです。

例えば、
検診で「要精検」、つまり精密検査が必要といわれた場合。
まずは外来に行って、医師の診察を受けてください、ということになります。乳がん検診で生検といわれれば、乳腺外科の先生の外来のある病院やクリニックに行くことになりますね。

一方、
いざ、外来に行って、担当医師から「精密検査が必要ですね」といわれた場合。
これは「さらに検査をする必要がある」という意味になります。
乳腺外科ではマンモグラフィを再度撮影して評価したり、新たに超音波や、時にはMRI検査を受けたりすることになります。

そして、追加の検査の結果、そこで「精密検査」といわれたら。
それは「組織を採って評価する必要がある」ということ、つまり「生検(せいけん)」を受けることになります。
「生検」はまた別に解説しますね。)

上に挙げたいくつもの場面で共通しているのは、
「さらに追加して検査する必要がある」ということ。
つまり、
「精密検査」というのは、「次の検査」と、ほぼ同じ意味。
だということです。

  1. 1 .検診で精密検査といわれたら、外来に行って検査してください、ということ。
  2. 2 .外来で精密検査といわれたら、これまで行っていないMRIなどの検査をしましょう、ということ。
  3. 3 .追加の画像診断を受けて、精密検査といわれたら、組織を採って顕微鏡で検査しましょう、ということ。

かならずしも、1から2、2から3の順をたどるわけではありませんが、まとめるとこのようになります。お医者さんが、次の一手に出る、これを「精密検査」と呼んでいる、と理解していただくと、分かりやすいかなと思います。

お読みいただきありがとうございました。
みなさまからご意見をいただき、分かりにくいところについては改訂をしてより分かりやすくし、また解説してほしい用語や知識があれば、教えていただければ幸いです。

それぞれの方の個別の相談はお受けできません。お手数ですがおかかりの主治医・担当医にご相談ください。
様々な状況の方に配慮して執筆をすすめたつもりですが、行き届かない表現がございましたら、その点深くお詫び申し上げます。そのうえで「~~という書き方は○○のような人には××なので、++のように表現すべき」などのご教示をいただけましたら、筆者にとりましても何よりも貴重な気づきにつながります、お手数ですがご協力をいただけましたら幸いに存じます。

亀田総合病院 放射線科 部長、亀田京橋クリニック 診療部部長 兼務 町田 洋一

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