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亀田クリニック 開設20周年を迎えて 2015/04/01

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亀田クリニック 院長
亀田 省吾

亀田クリニックは、1995年に我が国初の独立型大型診療所として開設されました。
戦後日本では、国民の誰もがどこの医療機関でも安価に受診できる国民皆保険制度が作られ、国民の健康に大きな貢献を果たしました。国民の平均寿命は急激に 伸び、世界有数の長寿国となりました。一方高齢者の増加と共に医療費も急激に増加し、医療費亡国論などの論文が発表され、医療費抑制政策がスタートしまし た。当時、日本は医療アクセスの良さや、安い医療費負担などから、平均在院日数は諸外国に比べ極めて長く、40日を超えていました。高齢化に伴う疾病構造 の変化により、病院という一つのカテゴリーの施設で急性期医療から長期療養型医療まで提供する事は、医療の効率性や質的側面からも問題であるとして、医療 施設の類型化が始まりました。
その様な時代の中で、亀田メディカルセンターは、1989年に病院の長期計画であるマスタープランの策定に着手し、いくつかのオプションの中から、亀田総 合病院とは独立した通院医療を中心とした現在の亀田クリニックの体系を選択しました。それまで、一つの病院の中で完結していた医療サービスは、患者さまの 状態に応じて適切な施設と連携して行う事が求められ、そのためのコーディネート機能を担うために、独立した組織であることが望ましいと考えました。また、 機能的には、それまでは入院して行っていた手術や化学療法などを通院で行う施設の導入も図りました。一方、施設を分離することに伴うカルテ搬送などの問題 を解決するために、1990年からIBMと共同で電子カルテ開発を行い、クリニックの開院に合わせて世界初の統合医療情報システムとして全病院的に運用を 開始しました。これらの取り組みは、少なからずその後の日本の医療に影響を及ぼしたと自負しています。
今後、さらに進む少子高齢化や人口減少により、医療を含めた社会環境は大きく変化していく事が予想されますが、亀田メディカルセンターの最も尊ぶ精神である「固定概念にとらわれないチャレンジ精神」を大切に、今後ともパイオニアとして変化し続けていきたいと思います。

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