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2015年もチャレンジの年に (理事長 亀田隆明) 2015/01/01

理事長
亀田隆明

新年明けましておめでとうございます。昨年4月、医療にとっては極めて厳しい消費税増税、加えて診療報酬の改定があり、私達にとっては大変困難な一年となりました。社会の景気を見渡すと大手企業は順調ですが、一般個人の可処分所得はむしろマイナス、とくに地方経済の疲弊は続いているように見受けられます。

本年、消費税増税は見送られましたが、今後とも地方における人口減少、都会との所得格差などの困難な問題は続いてゆくでしょう。このような環境下で私達が最高レベルの医療を提供し続けるためには、遠方からも多くの患者さまに来院していただくことが重要になります。それには世界トップレベルの高度医療を行ってゆくことが必要であることはもとより、来院された患者さまに最大限のサービスを提供し、知り合いの方達に良さを伝えていただく地道な努力が重要だと思います。

もちろん地域医療は最重要という位置づけに変わりありませんが、過疎、貧困化、超高齢化の進展に対応するために、保険制度なども考慮して固定概念にとらわれず柔軟に対応してゆかなければなりません。具体的には、従来から進めてきたIHN(Integrated Healthcare Network)を強化することです。

医師不足地域への情報ネットワーク構築と医師(特に大学では育ちにくいジェネラリスト(※))を含む医療スタッフの派遣などの方法で、院内だけでなく地域全体を包括的にケアすると同時に、高度医療はメディカルセンターに集中することで医療の質、効率、両面の向上を同時に目指します。

一方、グローバルな視野も重要です。本年から来年度にかけて、経済産業省の支援を受けて、私達と長年深い関係の続く中国での医療を開始します。最初は日本人駐在員やその家族の方達に対する家族医診療と中国人富裕層の方達を対象とした人間ドッグや乳腺科の医療からスタートする予定です。急速に拡大する中国などの医療市場に、我が国の医療のショールームをつくり、医療輸出の一助となるよう小さな一歩かもしれませんが、本格的なグローバル化へ踏み出します。今年も亀田はチャレンジをつづけます。

※ジェネラリスト:各専門診療科別の専門医(スペシャリスト)と区別し、総合診療医を指す。

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