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お知らせ

John.C.Wocher元副院長の退任にあたって (理事長 亀田隆明) 2020/07/01

理事長
亀田 隆明

本年6月末をもって、1991年から29年間亀田総合病院に勤務されたジョン・ウォーカーさんが退任されました。亀田総合病院は、1984年以来、当時の副院長宇賀神一夫先生の紹介で、横須賀米海軍病院からのヘリコプター輸送による救急患者の受け入れを行っておりましたが、この時米軍病院の事務長として全てに協力して下さったのがウォーカーさんでした。
1986年には、いったんワシントン勤務の発令により離日することになりましたが、この短期間での交流はその後の亀田病院の方向性に計り知れないほど大きな影響を与えました。奥様が素敵な日本人の方で、毎年開かれていた亀田グループの忘年会やパーティーなども何時も揃って出席して下さいました。
ウォーカーさん離日後も横須賀米海軍病院との関係は続いていましたが、1988年、ウォーカーさんが横須賀米海軍病院に再び事務長として戻ってこられたのです。それから両病院の関係はますます深まり、あらゆる分野での交流が進み、亀田のグローバル化は加速してゆきました。
1991年、ウォーカーさんは30年勤め上げた米海軍を中佐として退官、アメリカの医療管理学修士号(MHA)をもつ管理部長として亀田総合病院に着任しました。亀田総合病院におけるウォーカーさんは、マスタープランの推進、外国人患者受け入れ態勢整備、アイオワ大学をはじめとする多くの海外の一流病院との交流、優秀な研修医が集まる基礎となった優れた教育スキルを持つ外国人指導医の獲得など大きな功績を残されています。
また、2009年には、ウォーカーさんが長年亀田総合病院に根づかせた医療安全管理の成果として、わが国最初のJCI認証取得を実現させました。その後も、海外の優れたシステムを当院に紹介し続けて下さいました。
私が病院のヴィジョンを語るとき、「Local & Global」を目指すと言いますが、まさにこれを実践されているのがウォーカーさんです。ウォーカーさんは病院に近い鴨川市内の小山を購入し、フロンティア精神で開拓し、素晴らしい終の棲家を建てられました。
ユーモアたっぷりの優しい人柄、絵画や写真などアートに秀でた才能を持ち、ワインをこよなく愛し、素晴らしい奥様とともに、時々たずねて来られるお子様たち、お孫さん達とゆっくりした時間を愛する鴨川の地で過ごされるとのこと。今後とも非常勤顧問としてアドバイスをいただくことになりますが、是非素敵な時間をお過ごし下さい。

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