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お知らせ

台風シーズン到来災害に備える 2020/09/01

  • 患者さま向け

近年、大規模な地震や豪雨などの自然災害が日本各地で多発しています。昨秋は大きな台風が房総半島を相次いで襲い、甚大な被害をもたらしました。その傷も完全に癒えぬまま、今年の台風シーズンがやって来てしまいました。とりわけ今年は、新型コロナウイルス感染症への対応も意識しなければなりません。

いつ、どこで、どのような災害が発生するかわかりません。今一度、災害への備えを確認しておきましょう。

災害に備えて日頃からできること

1.食料・飲料水を備蓄しましょう

一般的に災害時、本格的救助や電気や水道などライフラインの回復に約3日かかるといわれています。飲料水(1人あたり1日3リットル)や保存の効く食料などを3日~1週間分程度備蓄しておきましょう。

特に特殊な食品(ミルク・離乳食・治療用食品等)の入手が困難になるため、乳幼児がいるご家庭はミルクや水、離乳食などのお子さまの成長に合わせた備蓄をしましょう。またご高齢の方などで飲み込みが難しい方は、とろみ剤やゼリーなどの飲み込みやすい食品、歯が悪い方はおかゆなど比較的柔らかい食品を準備しておくとよいでしょう。そのほか、塩分制限やたんぱく制限、糖尿病食、アレルギー除去食など食事制限のある方は、ご自身が安心して食べられる食品を日頃から買い置きし、古いものから消費し、消費したら買い足すローリングストック法で備蓄しておきましょう。

2.薬や治療に必要な医療物品をまとめておきましょう

慢性疾患などで常にお薬を内服している方は、非常時の備えの中にお薬を入れておきましょう。目安としては、常に1週間分程度の予備が手元にあるようにし、処方された日付が古いものから順に服用しましょう。疾患によっては、お薬の中断による身体への影響がとても大きいものもあります。ご自身の飲んでいるお薬は中断すると身体にどのような影響があるのか、あらかじめ主治医や薬剤師などに確認し、日頃から把握しておくことも大切です。同様にインスリンやストマ用品はなくなる直前ではなく日にちに余裕を持って受診や購入し、災害時にすぐ持ち出せるよう、いつも一か所にまとめておくと便利です。

3.おくすり手帳を日頃から持ち歩くようにしましょう

大規模災害などで受診が困難な場合、おくすり手帳でいつも飲んでいる薬を確認できれば、避難所などでは災害処方箋が発行される場合があります。緊急の場合に役立てられるよう、普段から保険証や受給者証の写しなどと一緒に持ち歩くようにし、医療機関や薬局ごとに分けずに1冊にまとめておくことが大切です。また携帯電話で薬や処方箋、薬を包装しているPTPシート(使用済み)などの写真を撮影し、画像保存しておくことも有効です。そのほか、災害時には普段受診していない医療機関を受診する可能性もあるため、おくすり手帳に既往歴や副作用歴、アレルギー歴などの情報もしっかり記載しておきましょう。

4.主治医との連絡手段を確認しておきましょう

慢性疾患で医療機関におかかりの方や在宅医療を受けている方は、災害時に主治医との連絡をどのようにすればよいのか、あらかじめ確認しておきましょう。また、災害時に受け入れてくれる医療機関(通院・入院)についても相談しましょう。連絡先は一覧にまとめ、自宅の見やすいところに貼っておくと便利です。

そのほか、在宅医療を受けている方などで、家族だけでの搬送が難しい場合は、親せきや友人、民生委員や近所の方など、災害時に避難や搬送の手助けをしてもらえるようにしておくことも大切です。

5.近所の避難所を確認しておきましょう

お住まいの地域の避難所を知っていることで、いざという時に慌てずに動けます。自治体のホームページなどであらかじめチェックをし、避難ルートも確認しておきましょう。例えば鴨川市の場合、昨年の台風15号、19号、10月25日の大雨等の対応を検証した結果、風水害時に開設する避難所が今年6月1日から変更されています。避難場所が変更されていないか、この機会にご確認ください。

また、大勢の人が集まる避難所では、新型コロナウイルスの感染リスクが高くなりますので、体温計やマスク、消毒用アルコールなど衛生用品も非常時の備えに入れておくようにしましょう。そのほか、使い捨て手袋、ビニール袋、ウェットティッシュ、ラップやアルミホイル(※食器を洗わずに済むよう)なども備えに入れておくと何かと便利です。

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