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お知らせ

新型コロナウイルス感染症正しく知るために 2020/08/15

  • 患者さま向け

新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加しています。

連日、メディアでも新型コロナウイルスに関する情報が取り上げられ、巷ではさまざまな情報が出回っています。新型コロナウイルス感染症は新しい感染症であり、現時点ですべてのことが完全に分かっているわけではありませんが、分かってきたことも多くありますので、いくつかご紹介していきます。(情報は2020年8月6日現在のものです)

「新型コロナウイルス」とは、どのようなウイルスですか

「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスはRNAウイルスの一種で、「エンベロープ」という脂質からできた二重の膜を持っています。自分自身で増えることはできませんが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増えることができます。

ただし、ウイルスは粘膜に入り込むことはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまいます。物の種類によっては24時間~72時間くらい感染する力をもつと言われています。

手洗いは、流水だけでは効果が少ないので、石けんを使った手洗いが有効です。手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわ等に汚れが残りやすいといわれていますので、これらの部位は特に念入りに洗うことが重要です。また、流水と石けんでの手洗いができない時は、手指消毒用アルコールも同様に脂質の膜を壊すことによって感染力を失わせることができます。

新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか

一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。(WHOは、一般に、5分間の会話で1回の咳と同じくらいの飛まつ(約3,000個)が飛ぶと報告しています。)

「飛沫感染」とは 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、発声などで作られる唾液などの細かい粒)にウイルスが含まれており、他の人がその飛沫を口や鼻から吸い込んで感染することを言います。
「接触感染」とは 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の人がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻や目を触ることにより粘膜から感染することを言います。WHOは、新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、ボール紙では最大24時間生存するなどとしています。

無症状病原体保有者(症状はないが検査が陽性だった者)から感染しますか

一般的に、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合は、症状が最も強く現れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなると考えられています。

しかし、新型コロナウイルスでは、症状が明らかになる前から、感染を起こすことがあるとの専門家の指摘や研究結果も示されており、発症前後の時期に最も感染力が高いとの報告もあります。

人と人との距離をとること(ソーシャルディスタンス)、外出の際のマスク着用、咳エチケット、石けんによる手洗い、アルコールによる手指消毒、換気といった一般的な感染症対策や、十分な睡眠をとる等の健康管理を心がけましょう。また地域の状況(緊急事態宣言が出されているかどうか、お住まいの自治体の出している情報を参考にしてください)も踏まえて、予防に取り組んでください。

【当院から外来受診時のお願い】

新型コロナウイルス感染対策として、来院前の検温にご協力ください。37.5度以上の発熱、せきなどのカゼの症状がある場合は、来院前に予約センター(04-7099-1111)までお電話願います。また、10日以内に、「発熱・せき・のどの痛みなどカゼの症状」がある場合は、受付までお申し出ください。「発熱外来」をご案内する場合があります。

そのほか、院内ではお付き添いの方も含め、必ずマスクの着用をお願いいたします。これは、感染者が出た場合でも、濃厚接触者にならないために必須です。あわせて、こまめな手洗いやアルコールによる手指消毒の励行にもご協力をお願いいたします。

【出典】

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