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お知らせ

熱中症の予防について(2) 2020/06/15

  • 患者さま向け

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本である、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗いや、『3密(密集、密接、密閉)』を避ける」等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。今回は、厚生労働省と環境省が示した、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントをご紹介します。

適宜マスクをはずしましょう

マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用を呼びかけています。ただし、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

また、マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。

〈2歳未満のお子さまにマスクは不要、むしろ危険!〉

乳児のマスク使用では、とても心配なことがあります。乳児の呼吸器の空気の通り道は狭く、マスクは呼吸をしにくくさせ、呼吸や心臓への負担になります。また、マスクそのものや嘔吐物による窒息のリスクが高まるほか、マスクによって熱がこもり熱中症のリスクが高まります。顔色や口唇色、表情の変化など、体調異変への気づきが遅れるなど、乳児に対する影響が心配されます。そのため、2歳未満のお子さまにマスクを使用するのはやめましょう。

エアコン等を活用し、暑さを避けましょう

熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

また、少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所へ移動しましょう。人数制限等により冷房の効いた屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。

こまめに水分補給をしましょう

のどが渇く前に水分補給を心がけましょう。1日あたり1.2リットルが目安です。また、大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに摂取するようにしましょう。

日頃から健康管理をしましょう

政府が示す「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックを呼びかけています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

また暑くなり始めの時期から適度に運動をするなど、暑さに備えた体作りをしましょう。運動をする際は、こまめに涼しい場所で休憩をいれたり、水分補給を忘れずに行いましょう。運動は無理のない範囲で行いましょう。

参考資料

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